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「私は、私の身体を使い切りたい」
そう思うようになったきっかけは、母の死だったように思います。
まだ42歳だった母は、私が10歳の時に病気でなくなりました。
死によって目に見える身体を失った母に対して(魂はあるかもしれません。どこかで、母は私を見ているような 気もします。) 「充分に身体を使い切ることができなくて、さぞかし悔しいだろう」 と思いました。
小学生の私は「身体を充分に使い切る」イコール「人生をしっかり生き切る」ことだと感じていました。
そして「私はなぜこの身体で生まれてきたのだろう」と考えるようになりました。
家族を見ても、お友達を見ても、みんな違う身体を持っています。
私が、この体を持って生まれた意味。あなたが、その身体を持って生まれた意味。
とにかく、今、目に見える、ここに在る、唯一無二のこの身体をしっかり使うことで、自分を生きることになる、 そして人生が終わる時に悔しい想いをせずに済むのではないか、(清々しく人生を終えられるのではないか)と 感じていました。



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